気温も下がり、陽が落ちるのも早くなり、、、すっかり秋も本番です。
顧問の渡辺菊眞氏と対照的に秋、冬が苦手な身としてはなんとも言えない季節であります。。。
さて、そんなことはさておき、今回は9月18日〜23日の金沢21世紀美術館での制作のご報告。
今までにも数回ご報告させていただいている通り、高嶺格:「Good House, Nice Body」の第二章:「Good House いい家」の第二期制作の様子を写真を交えながらお届けします。
制作前のプロジェクト工房の様子。
今回は会期中という事もあって公開制作。
ドーム手前にアプローチ(ヴォールトと壁)を制作します。
写真右側に見えているのがヴォールトの型枠、左側が前回制作したドーム外壁。
ヴォールトを挟み込むように壁を設けます。
アーチがひとつ完成。もうひとつ奥にアーチを設けることでヴォールトが完成します。
今回は内部だけでなく、外部の半ドームでも新たな展開が。
福井県のミツカワ株式会社さんにご協力頂き、ドームの緑化を試みています。
衣料や資材のニットを製造されているミツカワさんが開発された「ロールプランター」工法にて半ドーム下部の緑化を図ります。
現在は試作段階ですが、10月〜11月にはその全貌が見えてくると思います。お楽しみに!!
今回の作業最終日、23日には渡辺菊眞氏のトーク及び見学会が催され、多くの人で賑わいました。
入り口までいっぱい。
ヴォールト、壁共にとっても良い出来であります。
外にはなにやら奇妙な物体が。ミツカワさんから提供していただいたニットチューブを用いてミニ土嚢をつくりました。
近々いろんな植物が生えてくる!!はずです。
と、このような感じで第二期制作は無事終了!!
今回の制作は前回の経験もあってかボランティアスタッフさん、高知組の学生達の手が早く、どんどん土嚢袋が生産され、少しよそ見をしていたらあっという間に壁が立上がっていました。油断しているとアシスタントという立ち位置も危うい気が。。。
しかしながら日本全国に散らばる土嚢制作のプロ集団。とっても魅力的であります。
高知のモンスター土嚢プロジェクトにも是非参戦していただきたいところです。
さて少々脱線してしまいましたが、この高嶺格:「Good House, Nice Body」ですが、来年3/21までの会期となっています。
会期中にも様々な関連イベントが催されるようなので、お時間があれば是非足を運んでみてください!!
詳しくは→こちら